子育ても仕事も両立させたい!働くママの転職のコツ

共働き世帯は6割を超え、子育て中でも働く女性が増えています。家庭内で主婦や母親として働くだけでなく、好きな仕事を続けたいと考えている女性も多いと思います。
しかし、家事もこなし、仕事もこなすというのは大変な労力を伴うもの。会社によっては、家事との両立が厳しい場合もあります。そんなときには、育児をしながらでも仕事をしやすい会社に就職したり、転職したいと考えることでしょう。

この記事では、子育ても仕事も両立させたいという女性のために、就職や転職のコツやポイントについて解説します。ぜひ参考にしてみてください。

目次

子育て中の転職に適したタイミング

転職には「35歳の壁」があると言われますが、子育てをしながらの転職となると、子供の環境の変化も考慮しなければなりません。
また、育休中や保活中の転職は、保育園の継続ができなかったり、入園が取り消しになるなどのトラブルにつながる可能性があります。

親子ともにベストなタイミングは、子供が3〜5歳の時期

子供が3歳を超えると、体力や免疫がつき、病気をしにくくなってきます。幼稚園や保育園をお休みしたり呼び出しがかかる回数がぐっと減ってきます。また、ママも子育てに慣れてきて、子供もだんだんと手がかからなくなるため、ママの心身に余裕が出てきます。小1の壁問題まで時間もあります。
ただし、5歳までといっても、保育園5歳児クラス・幼稚園年長の終わりでの転職は小学校入学直前ですので避けましょう。

仕事と子育てが両立できる会社を見極めるポイント

子育て中の転職で会社を選ぶ条件として必ずチェックしておきたいポイントとして3つ挙げられます。

職場と自宅との距離が近いか

職場と自宅の距離が近ければ、通勤時間が短縮できるだけではなく、急なお迎えの要請にも迅速に対応できます。勤務先が遠い場所にあると、すぐに駆けつけることが難しくなります。

子育て中でも働きやすい制度・風土があるか

柔軟な働き方ができる制度(時短勤務・時差出社・フレックスなど)が整っていると、働きやすいかもしれません。しかし、制度があるからといって安心するのは禁物です。配属先部署では利用対象外、または利用実績がない場合もあります。求人情報や会社の採用ページなどをよく確認し、さらに実際に働いているワーママがどのような働き方をしているのかを確認することが大切です。

自身のキャリアを活かせるか

ワーママの転職では、つい「子育てと両立しやすいか」ばかりに目が行きがちです。しかし、その条件にとらわれすぎて自身のキャリアを活かせない仕事についてしまうのは元も子もないですよね。当然転職者にはこれまでの経験やスキルを発揮して、会社に貢献することが求められます。自身のキャリアを活かせる仕事なのかも忘れずにチェックしましょう。

働くママが転職を成功させるコツ

子育て中でも働きやすい環境であるかを確認した上で、納得のいく転職を成功させるためにはどうしたらいいのでしょうか。転職活動を行う上で以下のコツを押さえておきましょう。

転職理由や志望動機を掘り下げておく

事前に転職理由や志望動機を明確にすることは大切です。これは履歴書・職務経歴書作成時や面接時のアピールに役立ちます。経験やスキルを明確に伝え、熱意やモチベーションをアピールすることで、選考を通過できる可能性が高まります。

ただし、働き方を重視することのみを伝えすぎることには注意しましょう。
例えば「子供が小さいので無理せず働きたいから」や「子供のお迎えに間に合うよう退勤したいので、残業のない御社を選んだ」といった理由だけを述べるのは、雇う側にメリットを感じさせることができません。

重視すべきは、応募者と企業がお互いにメリットを得られることを第一に考えた上で、キャリアイメージや自身が貢献できることをしっかりと伝えることが重要です。

妥協できない条件を決めておく

満足のいく転職をするためには、重視すべき条件を明確にすることも大切です。
子供がいることで働き方に制約が出るとしても、妥協できないポイントは誰しもあると思います。具体的には、以下の条件がよく求められます。

  • 家庭と仕事のバランスが取れる仕事時間
  • 在宅勤務・フレックスタイム制度など、柔軟な働き方
  • 人間関係が良好
  • 時短勤務ができ、かつ残業がない
  • 給料が高くてやりがいのある業務内容
  • 育休産休がとりやすく、理解のある職場

上記の条件をすべて満たす職場を探すことは難しいかもしれませんが、優先順位を考慮して上位3つの条件を満たす職場を見つければ、理想と現実のギャップは少なくなるでしょう。

子供に関する質問に対して対策しておく

「急に呼び出しがあった場合にどうしますか?」「学級閉鎖など預け先に預けられない場合は?」「小学校へ入学した場合、働き方を変える必要がありますか?」など、子持ちの転職の場合には子供に関する質問はほぼ必ず聞かれると考えておいた方がいいでしょう。
家族と連携することができる場合や、両親・親戚など頼れる人が近くにいる場合は安心して伝えることができます。しかしもし頼れる人がおらず、自分が休まなければいけない場合は、休む必要性を明確に伝えた上で、仕事に影響を与えないためにできることを伝えると印象がよくなります。

人材採用・育成にはコストがかかります。企業側も「せっかく雇うのなら長く働いてほしい」と考えていることが多いため、会社側の不安を払拭するような回答を心がけましょう。

転職エージェントを利用して理想の転職を実現しよう

仕事や育児・家事に追われるママ達にとって、個人での転職活動に踏み切ることは勇気がいりますし、気力と体力が持つかどうか心配ですよね。また、育児中に転職する場合、働き方に制約のない人材との競争になるため、普通に就職活動を行うと上手くいかないことが多いもの。そこで、働くママの転職活動にぜひ利用をお勧めしたいのが「転職エージェント」です。

転職エージェントでは、専門的な知識と経験を持っています。あなたのスキルや経験に合った企業を見つけるだけでなく、面接や書類選考の準備もサポートしてくれます。1人で悩むより、プロの力を借りることで転職活動をスムーズに進めることができますよ。

おすすめ1:リクルートエージェント

出典元:リクルートエージェント
  1. 転職のリクルートエージェントは求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1で最大手のエージェントです。
  2. 強みを発見キャリアアドバイザーが、面談を行う中でお客様自身まだ気づかれていない強味を発見します。
  3. 非公開求人の紹介転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介します。
  4. 企業へのアピール職務経歴書や面接のアドバイスを行うだけでなく、キャリアアドバイザーからも企業にお客様の強みをアピールします。

おすすめ2:マイナビエージェント

出典元:マイナビエージェント
  1. 総合人材サービスのマイナビグループです。取引実績で、幅広い業界・職種を取り揃えているのも特徴です。
  2. 特に関東エリアの求人を網羅していて、東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪における優良企業の求人が豊富です。
  3. なかでも、20〜30代に転職サポートに強いく、各企業の人事&採用担当との太いパイプを持っています。
  4. 応募書類の準備から面接対策まで、親身な転職サポートをしていただけます。

おすすめ3:doda(デューダ)

出典元:doda
  1. 「doda」は人材大手企業のパーソルキャリアが運営する転職サイトです。
  2. 専門スタッフが希望や適性に合った求人の紹介・転職活動をサポートします。
  3. 応募書類の添削や面接前後のフォローだけでなく、人柄・考え方など書類では伝わらない転職希望者の優れた特性も企業へアピール。
  4. 大手・優良企業を中心に常時豊富な求人情報を掲載し、非公開求人を含む約10万件の求人から転職希望者に合った求人を紹介いただけます。

おすすめ4:リクナビNEXT(ネクスト)

出典元:リクナビNEXT
  1. リクルートの転職サイト、リクナビNEXT。毎週2.6万人以上が新規登録しており、実際に転職した人の約8割がリクナビNEXTを利用しています。
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まとめ

子育て中でも、今の職場で働き続けるイメージがわかないのならば、少しでも働きやすい職場へ転職することは大きなメリットがあります。

子供のことも考えなければいけないワーママの転職は、独身の頃のように身軽に、というわけにはいきません。また、仕事と育児と転職活動の両立は大変な労力を要します。

「せっかく転職先が決まってもミスマッチだった…」とならないように、タイミングや妥協できない条件をしっかりと見定めることも大切です。

そして、「転職してどうなりたいか」「この先どう働きたいか」をしっかりと把握した上で、転職エージェントを上手に活用して効率的な転職活動を進めましょう。

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この記事を書いた人

都内在住30代、5歳の女の子ママ。これまで飲食・アパレル・ECなどの業界で、アルバイト・派遣・正社員と色々な働き方を経験してきました。未経験からの転職経験もあり。自身の経験をもとに、転職やお仕事についてわかりやすく解説していきます。

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